クレジットカード現金化の換金率のウソ?手数料の相場と内訳を知っておこう

クレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りるのではなく、ショッピング枠を使って行うクレジットカードの現金化が注目されています。

キャッシング限度額いっぱいまで借りてしまって、これ以上お金の借り入れができないという人や、審査が通らずクレジットカードの新規作成ができない人、そしてキャッシング枠を使うとクレジットヒストリー(信用情報)に傷が付くからという理由でキャッシングは避けたいけれど現金が必要な人にとって、クレジットカードのショッピング枠を使う現金化は大変便利です。

このクレジットカード現金化の人気と共に、オンラインですべての手続きが済むクレジットカード現金化業者が増えています。

インターネットで「クレジットカード現金化 業者」と検索すると、たくさんの業者がヒットし、ひとつひとつ見ていくと、それぞれが高い換金率やスピーディーな手続きを売りに宣伝しています。

95%や97%などという高い換金率をうたっている業者がある他、中には100%、つまりは手数料無料と錯覚させるような数字を表示している業者もいます。

この数字に魅力を感じて、クレジットカード現金化業者を選だという人も多いようです。

しかし、実際に銀行口座に入金された金額は、明らかに換金率で計算した額より低く、「騙された」「失敗した」という口コミが多く見られます。

実は、この換金率にはカラクリがあります。

クレジットカード現金化で、表示されている換金率を信じ込んではいけない理由と、手数料の相場や内訳について紹介します。

クレジットカード現金化で知っておきたい換金率のカラクリ

クレジットカード現金化で知っておきたい換金率のカラクリ

ひとつずつ例を挙げて説明します。

カラクリ1.換金率計算後に手数料を引かれる。

クレジットカード現金化業者のホームページのトップに、「換金率99%!」という広告があったとします。これはなかなかない換金率だと思い、10万円の現金化を申し込みました。

10万円で換金率が99%だとすると、現金化される金額は9万9千円で、業者側の利益(手数料)が1千円と考えられます。

しかし、実際に振り込まれたのはたった8万円で、換金率は80%でした。これでは話が違います。

業者に問い合わせたところ、「換金率を計算した後、手数料を引きますので、8万円の振り込みになります」と回答があり、ホームページを見直すと確かに小さく「別途手数料がかかります」と書かれてあったため、泣き寝入りするしかありませんでした。

この例のように、高い換金率を提示しておいて、その後でさまざまな名目で手数料を引く業者がいるのです。

中には、手数料が別途かかることを明記していない悪質な業者もいますので、注意しましょう。

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カラクリ2. 申し込み金額で換金率が変わる

クレジットカード現金化業者のホームページのトップに、「換金率95%以上」という広告があったとします。

この広告を見ただけでは、申し込み金額の95%が現金化され、残り5%が業者の手数料と錯覚してしまいます。

「10万円申し込んで、9万5千円か…。これは得だな」と申し込んでみたところ、振り込まれたのは8万円で、「話が違う!騙された!」と後悔してしまいます。

実はその業者のホームページを隅から隅まで見てみると、下の方に小さく次のような表が出ていました。

申し込み金額 キャッシュバック率(換金率)
1~20万円 80%
21~40万円 90%
41~60万円 93%
61〜80万円 94%
81〜100万円 95%
101万円以上 96%

トップに乗せた換金率は申し込み金額が81万円以上の場合に適用されるものだったのです。

普段の生活でちょっとお金に困って現金化したいという人の場合、申し込み金額は少額ですから、換金率は下がってしまいます。

上の表を基に、申し込み金額の例とキャッシュバック率から、業者の手数料がいくらになるか計算してみます。

申し込み金額例 キャッシュバック率(換金率) 業者の手数料
20万円 80% 20%(2万円)
40万円 90% 10%(4万円)
60万円 93% 7%(4万2千円)
80万円 94% 6%(4万8千円)
100万円 95% 5%(5万円)
150万円  96% 4%(6万円)

この表でわかる通り、高額の申し込み金額については、キャッシュバック率を高くしても業者の取り分は増えます。

そのため、業者の広告には高額の申し込み金額に対するキャッシュバック率を目立つように提示していますが、それで騙されたと思っても嘘にはならないのです。

特に、悪質な業者は、一番高い換金率しか提示せず、申し込み金額がいくらでもその換金率が適用されると錯覚させようとしますので注意しましょう。

クレジットカード現金化で引かれる手数料とは?

クレジットカード現金化で引かれる手数料とは?
クレジットカード現金化の業者選びではついつい還金率に目がいってしまいますが、換金率の高さに惹かれてうっかり悪徳業者と関わってしまうと、思わぬ手数料を取られて損をしてしまうことになります。

そうならないためには、現金化で引かれる可能性のある手数料と、その相場についての予備知識を持っておく必要があります。

手数料の内訳と相場

クレジットカード現金化で差し引かれる可能性のある手数料は次の4つです。

クレジットカード決済手数料

クレジットカードを利用して商品やサービスを購入する際、消費者側は意識することがありませんが、店側には決済手数料がかかっています。

手数料率は店の規模やカードの種類、決済代行会社の規定等条件によって違います。

クレジットカード現金化は、法律上はグレーゾーンの取引で、利用したからといって法律で罰せられることはありません。

しかし、クレジットカード会社の利用規則では禁止されている行為で、もし発覚してしまうとクレジットカードの利用を停止されたり、退会させられたりします。

しかも、負債金額は即時一括返済を求められます。

クレジットカード会社は常に現金化に目を光らせているので、現金化業者はVISA、Mastercard、JCB等クレジットカード会社の加盟店にはなれません。

そのため、業者は決済代行会社を通してクレジット決済を行います。

決済代行会社は店舗とクレジットカード会社の間に入って、決済手続きの代行、売上入金管理の一元化、セキュリティ対策などを行っています。

これにより、店舗、クレジットカード会社双方の負担は大幅に抑えられています。

それと同時に、カード利用者が何を購入したかがクレジットカード会社に見えにくくなるため、クレジットカードで現金化をしたことが発覚する可能性が低くなります。

業者が決済代行会社を利用する場合、初期費用、月額固定料の他、1回の決済ごとに決済手数料がかかります。この決済手数料は、現金化業者を利用する人が負担します。

決済代行会社の手数料については、非公開にしている会社が多いため正確にはつかめませんが、決済代金の概ね3~10%といわれています。

なお、クレジットカード決済でリボ払い、分割払いを選べる業者もありますが、その際は金利が上乗せされますので注意しましょう。

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商品発送料

クレジットカード現金化で今、主流になっている方法は、キャッシュバック方式というものです。

キャッシュバック方式は、商品を購入した特典として値引き分をキャッシュバックするというもので、家電製品やスマホの販売でよく行われている方法です。

ここで気を付けたいのが、実際に現金化業者が商品を送付し、利用者がそれを受け取らないと売買が成立せず、お金の貸し借りになってしまい、業者は貸金業法違反で問われるということです。

このため、業者はあまり価値のないものですが、商品を購入者に送る必要があります。その発送料の1千~2千円が手数料として加算されます。

最近は、商品を情報商材にしてメールで送る業者も増えていますので、このような業者を選べば発送料はかかりません。

消費税

クレジットカード現金化をキャッシュバック方式で行う場合は、商品を購入する形になるため商品に消費税がかかります。

提示されている商品の代金が消費税込みの値段か、消費税が別で後から手数料として引かれるのかを申し込み前に確認しておく必要があります。

振込手数料

現金化した現金を指定した銀行口座に振り込む際にかかる振込手数料も加算されます。振込手数料の相場は、数百円〜1千円程です。

ネットバンクを使うなどして、振込手数料を無料、あるいは安く抑えて、振込手数料を取らない現金化業者もいますので、手数料を少しでも抑えたい場合はそういった業者を利用するといいでしょう。

手数料で損をしないための優良現金化業者の選び方

手数料で損をしないための優良現金化業者の選び方
手数料で損をしないためには、どのような点に注意して現金化業者を選べばいいでしょうか。

トップに出ている換金率で決めない

トップに出ている換金率は高額の申し込み金額に対しての換金率であることが多いです。

そのため、申し込み金額に応じて換金率に変動がしないのか、自分の申し込み金額に対する換金率はいくらになるか、ということを申し込む前に業者に確認しましょう。

手数料として何が引かれるのかを確認する。

手数料として何がかかるのか、換金率をかける前に引かれるのか、あるいは換金率を計算した後に引かれるのか、を業者に確認しておきます。

見積もりを取る。

見積もりを取って、実際に銀行口座に入金される現金がいくらになるかを確認し、ホームページの換金率で計算し場合と違う時は、なぜ違うのか問い合わせましょう。

良心的な業者の中には、ホームページに見積もり計算ができるページを用意しているところがあります。

口コミで現金化業者の評判を知る。

口コミを確認して、実際に利用した人の経験談から、信頼に値する業者かどうかを判断しましょう。

その際、業者のホームページの口コミは、業者の自作自演であったり、良い口コミしか掲載していなかったりするので、あまり当てになりません。

外部の現金化比較サイトや口コミサイトに掲載されている口コミを見ておきましょう。

中には外部のサイトにもサクラを使って、良い口コミを書かせている業者がいますので、騙されないように気を付けてください。

正しい情報を得るには、良い口コミだけでなく、悪い口コミにも注目をすることをおすすめします。

悪い口コミを業者が書くわけはありませんし、実際に被害に遭った、損をしたと感じた利用者が義憤に駆られて書いている場合がほとんどです。

悪い口コミが多い業者は、候補からはずすことをおすすめします。

現金化業者のホームページにある会社情報を確認する

業者のホームページに詳しい会社情報が掲載されているか、確認しましょう。

業者の屋号、会社名、代表者名、連絡先電話番号、メールアドレス、所在地、創立年月日などがきちんと表記されていれば、ある程度安心できます。

というのも、情報をあまり開示していない業者の場合、問題が起きてもホームページを閉鎖し雲隠れされてしまうと、それっきり所在がつかめなくなってしまい、泣き寝入りすることになってしまいます。

また、社歴が短い業者は実績がつかめませんので、いくら換金率が高くても利用するかどうかは慎重に検討しましょう。

社歴が短い業者の中には、評判が悪くなると店名を変えて、また新しいホームページを立ち上げて営業する悪徳業者が混ざっていますので、注意が必要です。

クレジットカード現金化の際にかかる手数料は、概ね20%〜30%前後といわれています。

大手の現金化業者や社歴が長い現金化業者は、評判を重視しているため、トラブルに発展しかねない表記を避け、きちんと手数料をホームページに掲載しています。

また、換金率だけでなく、いくらの申し込み金額でいくら銀行口座に入金されるかが簡単に見積もり計算できるページを用意している業者もあります。

信頼できる現金化業者を見付け、安心して現金化するようにしましょう。

ここでは、【クレジットカード現金化の換金率のウソ?手数料の相場と内訳を知っておこう】についての案内でした。